斉藤一人さんを知ってますか?
銀座まるかん(旧:銀座日本漢方研究所)の創業者で、長者番付で12年間10位以内。
それだけでなく、イッテQや数々の番組で活躍するみやぞんを始め、ナイナイ解決アンサーにもレギュラー出演していた、心理カウンセラーの心屋仁之助さんも影響を受けた方です。
斉藤一人さんといえば「天国言葉」が有名ですね。
この天国言葉がもたらす影響力のスゴさを改めて実感させられました。
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天国言葉って?
天国言葉とは、
- 「愛してます」
- 「ついてる」
- 「うれしい」
- 「楽しい」
- 「感謝してます」
- 「幸せ」
- 「ありがとう」
- 「ゆるします」
ひとりさんは、とにかくこの天国言葉の8つを毎日言い続けましょうと言っています。
嬉しいことが起きたときなら、素直に言えますよね。
でも、そうじゃないときも口にするんです。
なかなかそんなことは難しいと、ほとんどの人は思うはず。
私もそう思いますもん笑
でも、それを意識して口にすることが大事なんだそうです。
みやぞんがイッテQのロケで、電車の遅れや長時間に渡る移動、宿泊先の悪環境などさまざまなハプニングに見舞われるなか、スタッフに「頑張って」と声をかけたり、辛い顔を見せることなく最後までロケをやり遂げました。
そのときに出た言葉が、
「自分の機嫌は自分でとって。人に取ってもらおうとしない!」
「ツイてるぞ。幸せだな。」
その言葉を言い続けながら、予定より30分も早く目的地に到着しました。
関連記事:「自分の機嫌は自分でとって」
みやぞんの番組中のこの発言はSNSでも話題となりましたね。
「心に響いた!」
「感心しました!」
「私もそう言える人間になりたい」
やっぱり、人の心に響くことって、ものすごくシンプルで単純。
誰でも簡単に口にできそうな言葉。
でも、思っててもなかなか口にできない言葉。
この言葉を口にすることで、自分も気持ちが明るくなって、それを聞いた人も元気になる。
すごいですよね。
脳科学的にも効果あり!
脳は「言葉」を聞いている。
脳科学的にも、ポジティブな言葉を発することは脳にも良い影響を与えることが実証されているみたいです。
人は頭で考えるときでも「言葉」を使って考えてますよね。
言葉を使わずに考えるのって、めちゃくちゃ難しい。。笑
その考えてるだけの状態でも、頭の中で使う言葉がすべて脳に司令を出してしまうということなんです。
「幸せだなあ」
「ありがたいなぁ」
「嬉しいなぁ」
という言葉ばかりを使って考えてると、脳はその司令に従ってそれに見合う表情と言動をします。
幸せと思いながら怒った顔する人はいませんね笑
「ムカつく」
「ふざけんなよ」
「あいつのせいで」
「苦しい」
というネガティブな言葉で考えてると、またそれに伴って表情も言動も決まってくるといいます。
ひとりさんの「天国言葉」とは反対の「地獄言葉」というものですね。
- 「恐れている」
- 「ついてない」
- 「不平不満」
- 「愚痴・泣き言」
- 「悪口・文句」
- 「心配事」
- 「ゆるせない」
この言葉を口に出すことをしない努力からすることは、きっと誰でも始められると思います。
リスクはゼロです。
お金もかかりませんし。
良い言葉で気分が悪くなる人もいません。
地獄言葉をやめようとする人を、止める人もいません。
これをやらない理由はないですね!
366日、毎日斉藤一人さんの言葉が見られます。誕生日はどんな言葉?
成功している人の共通点
過去の偉人やビジネスでの成功者。
数々偉業を成し遂げた人たちに共通していることがありました。
「根拠のない自信」
「感謝の心」
これってスゴくないですか?
必ずやれる!自分はできる!と最初から決めていた。
それはきっと脳内でも発言してたでしょうし、言葉に出して言ってたと思います。
その言葉に従って脳は司令を出して、それに従ってまた行動し発言する。
そういう習慣の積み重ねが、夢を叶えたり、希望がかなったりしているだと思います。
ライト兄弟
飛行機を最初に飛ばしたライト兄弟は、ひたすら飛行機が飛ぶことを信じ続けて何度も何度も飛行訓練をしました。
周りの人からは馬鹿にされ、あきらめろと言われ、それでも毎日毎日飛ぶことを信じ続けて実行したんですね。
そして、飛行機は実際に飛んだ、という記録が確かに残っています。
ライト兄弟の根拠のない思い込みがなかったら、今私達は世界中を飛行機で行き来することはできなかったでしょう。
松下幸之助
松下電器の創業者、松下幸之助さんに成功した秘訣はなんですかという質問をしたところ、こんな答えが返ってきたといいます。
- 「私は貧乏だったから成功した」
- 「私は頭が悪かったから成功した」
- 「私は身体が弱かったから成功した」
これを聞くと、へ?なんのこっちゃって思いますよね?
人生で成功するには、「お金持ちで高学歴で健康」という環境がないとムリという人も多いんじゃないでしょうか。
松下幸之助さんはすべて真逆の人生ですよね。
そして、そのおかげで成功したとまでおっしゃってます。
松下幸之助さんの家は貧乏だったので、丁稚奉公(でっちぼうこう:商家に年季奉公する幼少の者を指す言葉)に行かされ、幼い頃からその奉公先で商い(商売)の現場を見てきました。
そのおかげで商売とはどんなものか、何が必要かということを学んだとおっしゃってます。
そして、頭が悪かったので自分の会社に入ってくる社員はみんな、自分より優れていることははじめからわかっていた。
なのですべてを信頼して社員に任せ、やってもらったといいます。
身体が丈夫ではなかった幸之助さんは、今の会社では普通に機能している「事業部制」をはじめて作った人だそうです。
昔はメールやネットなど連絡を取る手段がなかったため、社長は通常何店舗もなる会社には自分がわざわざ出向いて行かないと会社の様子がわからなかったので、社長が一人で回れる数は3社までが限界だったそうです。
でも、身体が弱かった幸之助さんは出向いていくのも難しかったので、それぞれの会社に総務部とか事業部とか各部署を設けて、それぞれの責任者を動けない自分のところへ報告に出向かせる、という体制を作ったそうです。
そしていつもその感謝の気持ちを社員に伝えていたといいます。
これで先程の理由がわかりますよね。
影響力は自分だけじゃない
よくこんな相談があるそうです。
「私はひとりさんのように天国言葉を使おうと毎日努めているだけど、
私の周りには職場でも家庭でも地獄言葉を使う人が多くて、それを聞いているだけで気が滅入ってきます。
どうしたらいいでしょうか」
そういう質問にひとりさんはこう答えます。
それは、あなたに与えられた修行が、蓮の花の修行なんです。
蓮の花って何ですか?っていうと、泥だらけの中から出てきて、泥がついていないんです。
それで、見事にキレイに咲きますよね。
で、泥から、みんなが汚いといっている泥から栄養をとってる。
それで、見事に咲いているんです。いいですか?
会社の人間がどんなに否定的なことを言おうがなにしようが、
あなただけは汚れることなく、穢れることなく、天国言葉を言い続ければいいんです。
(出典:CD『2007浜松講演』)
私もいくら自分がそうしようと決めても、まわりがどんどん聞きたくない言葉を発するたびにそれに影響されてしまって、気分が沈んでしまうのでよくわかります。
でも、この言葉を聞いてると本当に、ああ相手に惑わされず、自分は自分のできることを続ければいいんだと心から思います。
まとめ
人はつい、何か自分に不都合が起こると人のせいにしたり、環境のせいにしたりと、何かのせいにしていないと自分が立っていられなくなります。
でも、それは結局良くも悪くも人に振り回される人生になってしまいます。
毎日の生活の中で、この気持を持ち続けるのは難しいなぁって正直思ってしまいますよね。
この「思ってしまう」ことがすでに、脳内で決定事項として司令がでちゃう!!
大変です。
思ってしまったら、言い直しましょう!!
「違う違う、思わないです。ちゃんとできます!絶対に!」と笑
違和感があるのは何かが変わるときです。
変化を起こすときは、違和感がなくてはおかしいんです。
なので、どんどん違和感とともに習慣化して、それを無意識でできるまでになりたいです。
言い続けて、周りの人を巻き込みましょう!
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